「エンジニアの知的生産術」を読んだら吐き気がしてきた
エンジニアの知的生産術 を購入して、まずざっと一読した。
残酷な現実が分かりやすく表現されていて、胃が気持ち悪くなってきたのでちょっと本を閉じた(´・ω・`)
エントリを書きたいのでもう一度本を開こう(´・ω・`)
胃が気持ち悪くなってきたのは、最後の章(第7章 何を学ぶかを決めるには)のところ。
特にウゲッと来たのが、「卓越を目指す差別化戦略」→「他人から得た知識は価値が低い」で書かれている3つの図。 簡単に言うと、
- 1人の人(Aさん)から学ぶとその人の部分集合(2番手、劣化コピー)になる(Bさん)
- Aさん、Bさんのどちらに仕事を任せるか?当然Aさんに任せる
- 時間は限られるので、Aさんは仕事を取捨選択する。効率の良い(同じ労力で生まれる価値が高い)仕事を優先する
- 残りの(価値が低い)仕事はBさんに回ってくる
- さあ、どちらが多い価値を生み出している(給料が高くなる)?
という例え話。その後、勝てないところで勝負しないで、意図的にずらした分野の力を得て差別化が必要…と続く。
いやちょっと待て、Bさん…これ俺じゃんか。むしろBさん下のCさんくらいか(´;ω;`)
昔を思い返すと、Bさんポジションを迷いなく目指していた時期があった。 今は環境変化によってたまたま差別化要因を若干持ってるけど、結局またBさんポジションを目指していた気がする…
誰かの劣化コピーじゃダメなんだよね、だよね…
ちょっと今日はもう読むのやめておこう。。(´・ω・`)
エンジニアの知的生産術 ──効率的に学び、整理し、アウトプットする (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
- 作者: 西尾泰和
- 出版社/メーカー: 技術評論社
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