軽減税率による微妙な治安悪化
消費税10%。そしてメテオフォールJapan*1 の象徴、軽減税率が始まってしまった(´・ω・`)
この軽減税率のうち、特に意味不明なのは店内で食べると10%、持ち帰りだと8%と言う謎ルール。 この謎ルールが引き金になって、日本の治安が100点中1点くらいダウンしつつあるのをご存知だろうか(´・ω・`)
とある事例
とあるショッピングモールのフードコートにてこんなやりとりを見た。
店員さん「店内でご利用ですか?」 お客さん「持ち帰りで」
ん?ちょっとした違和感を感じた。 そして案の定、そのお客さんはフードコートでお召し上がりになりましたとさ(´・ω・`)
この事例の何が問題なのか?
この事例、違法かと問われれば、違法ではない。 「購入時は持ち帰るつもりだったが、気が変わって店内で食べることにした」と言えば合法。こんなお気持ちルールの法律となっている。
つまり、店内で食べるつもりでも「持ち帰るつもりだった」と、ちょっとしたルール違反を犯すというコストを払えば、料金の2%を節約することができる。
このコストを高いと思うか低いと思うかはその人次第である。 が、1度やってしまえば、次からだんだんコストが下がっていく。 やがてルール違反が当たり前になってしまった人は、 いつの間にか別のルール違反を犯すコストも下がる。 あとは分かるな(´・ω・`)?
せめて外食部分だけでも修正を
個人的には小規模イートイン店舗(コンビニ等)8%、外食を主とする店舗は(持ち帰りだろうが)一律10%にすれば良いと思ってる。 そういうルールにした場合、イートインを装って実質外食だけど8%にする店舗が出てくるかもしれないが、目に見えない微妙な治安悪化よりはマシ(´・ω・`)
偉い人も間違う。Noと言えるJapanへ
間違っても良いんだよ。修正して進もうよ。 そういうJapanに、私は住みたい(´・ω・`)
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*1:偉い人の思いつきにより定期的に大爆発をくらいながらも、決死の思いで偉い人の思いつきを実現までこぎつけてしまう。 それだけのパワーと、方向の間違いを修正できないさま。元ネタはメテオフォール型開発