クソコードオセロ〜プログラマをクソコードで挟み続けると死ぬ〜
「プログラマをクソコードで殴り続けると死ぬ」という名言がある。
原典: プログラマをクソコードで殴り続けると死ぬ - megamouthの葬列
自分もかつてはクソコード生産側にいた。自分のクソコードを正しく殴りつづけてくれたチームメイトには感謝しかない。
そしてある程度コードを書けるようになると、今度は自分がクソコードを正しく殴る側に回らなければならない。
ここで問題になるのが比率である。
クソコード1に対し、複数人で殴れる環境であれば何とかなる。これが逆になったらどうなるだろうか?
「もう消耗してるよ、ほんと」
クソコード多対1の環境に身を置く同僚の言葉だ。
「彼らはエンジニアじゃない」
「学生以下のコードだ」
「最近慣れてきたけど(指摘するのを諦めた)」
「こんなコードで世の中に出るんだぜ?信じられるか?」
「メンテナンスしていくのは無理だな」
「そうそう、この前追加要件がポシャったんだ。いやあ良かった良かった」
闇の深さを感じるとともに、1つの言葉が浮かんだ。
「クソコードオセロ」
石を順番に置きあう1対1なら勝負になるかもしれない。
しかし、多対1、こちらが1つ石を置くと、相手は2個も3個も置いてくる。これでは勝ち目がない。
この同僚がチームから抜ければ、同僚の代わりにクソコードが死んでくれるかもしれない。しかし、我ら社畜にそんな選択肢はない。
そう、プログラマはクソコードで挟み続けると死ぬのである(´・ω・`)
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